Nobody Loves You -ノーバディは君に首ったけ-

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作品紹介

"読まずにENJOYできる小説。
読んでもHAPPYなビジュアルブック。"

『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』
文・デザイン:サマタマサト

2020年7月10日 発売
A5変形/表紙:白黒UV印刷/本文:白黒300P/A5カード/5,000円(税込 5,500)
制作:キンカンパブリッシング

出版日及び予約終了日のお知らせ

最初の束見本

キンカンパブリッシングから『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』を出版することとなりました。

サマタマサトは映像・音楽などを手掛けるグループ、Delaware(デラウエア)のリーダーであり、様々な表現手段を使いながら、軽妙・洒脱でポップな(決してマウンティングを取らない!)世界を構築してきました。

『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』はサマタマサトによる初の長編小説であり、原始時代から現代まで・音楽・映画・アート・スポーツ・お笑い・テレビ・日用品などの風俗・文化がふんだんに詰め込まれた、
"読んでも読まなくても" 楽しめる日常冒険活劇となっております。

(キンカンパブリッシング|太田京子)

Nobody Loves You 解説
長谷川踏太

僕と本作の筆者・サマタマサト氏(以下サマタさん)が初めて出会ったのは、原宿のどこかで行われた、若いデザイン専門学生を前に大人のデザイナーが適当なことを喋るという、かなりインチキ臭いイベントの楽屋で、お互い出演者としてそこにいるものの、なんだかバツが悪い感じでいたら、同じくバツ悪そうにしていたサマタさんの方から話しかけてくれたのがきっかけでした。

サマタさんは僕より一回り上なのですが、世間に対して感じる居心地の悪さみたいなのがとても似ていて(=みんなじゃない・・・・・・人同士)意気投合し、それ以降よくロンドン⇆東京の長スカイプなどしてお互いの好きなもの(主にデュシャンやサッカーの話題)や、嫌いなものの話をたくさんしました。

 

かれこれ20年くらいのお付き合いをさせてもらった人間として言える、サマタさんの傾向は、「今、XXXやってるんだよね~」という時は、普通のXXXではない、という事。

「今、田舎暮らし、してるんだよね~」と言うので、自然の多い環境で花を愛でたりしているのかなと思いきや、ラモーンズのレコードジャケットを庭に飾ったり、古いMacintoshを苔の上に陳列した写真を見せてくれたりして、挙げ句の果てに言った言葉が、「今、自然と戦ってるんだよね~。長谷川くん、自然は手強いよ~」

 

その次に思い出すのは、「今、映画監督やってるんだよね~」。映像作品を作っているのかと思ったら、出来上がったのは、動くテキストとスライドショーと音楽がレイヤー状に合わさった不思議なもの。でもちゃんと感動できる。(これは本作に出てくる、ギンキーが作ったとされる映画『呼吸、ときどきアート』の事。)

 

そして、「今、小説書いてるんだよね~」と最近言われて、流石に普通の小説は想像していなかったのだけど、まさかこういうことになってるとは思いませんでした。

 

本作では、所々言葉がグラフィックロゴに変換されていて、しかも言葉がダジャレになっている上に、グラフィック的なダジャレにもなっていたりして、最初は普通の文章を読む時の3倍くらいの脳のエネルギーを必要とします。読むのか眺めるのかどうして良いかわからない状態でスタートし、10ページくらい読み進めていくと、脳が慣れてきて、ロゴが気にならなくなってスラスラ読めるようになってきます。しかしストーリーに入り込んで、ロゴを意識しないでスラスラ読んでいると、急に気になるロゴが出てきて、読んでいると思ったら、観ている状態になってしまい、まったく油断なりません。

 

この小説?のシステム、“注釈の方が本篇よりも多い”でお馴染み、田中康夫氏の名著『なんとなく、クリスタル』が登場した時に匹敵する小説界の事件ではないでしょうか?

 

そして、こういう変(meaning good! - Run-DMC )なことばっかやるサマタさんこそまさにこの小説?の主人公のギンキーで、この小説はフィクションであると共に、ノンフィクションであるとも言えます。ギンキーはサマタさんが言いそうなことを言って、やりそうなことをやっています。音楽の贋作をつくったり、animal loveな電子音楽専門のレコード屋をひらいたり、サッポロ一番塩らーめんをメッセージを添えて町内に配ったり…。サマタさんが、パラレルワールドに生きているサマタさんを主人公にして書いたのがこの物語だと言って差し支えないでしょう。だから、こういう本をギンキーが出版しているくだりが、この本の中にあってもおかしくないくらいです。

 

この物語で、ギンキー/サマタさんが一貫して示し続けている態度は、「やるときは、やる。」ではなく、「やるときは、あたりまえにやらない。」でも「ときどき、あたりまえにやる。」です。

 

だから、ギンキーのことを書くのに、あたりまえの小説の方法で書くのは本人に失礼ということで、こういう形式になったんだろうと自然と想像できますし、この物語の中の世界に出てきそうなこの本が、物質として現実の世界にいる僕の手にあるというのが、なんとも不思議な感じで…… と、ここまでこの『Nobody Loves You』の解説を書いてきて、ふと、この「解説」は、こんなに「解説」風でギンキーに許してもらえるのかと不安になってきました。「あたりまえにやらない」の精神に則り、もっと「解説」らしくない「解説」を書いた方が良いのでは、と一寸思ったのですが、ここは「ときどき、あたりまえにやる」の方でいいのではという判断に至り、このままで行かさせていただくことにします。
「やるときは、あたりまえにやらない。」でも「ときどき、あたりまえにやる。」本作を読んだおかげで、「ときどき、」の塩梅も少しわかってきたみたいです。 

2020年3月16日

試し読み

試読する(42pまで)

著者紹介

サマタマサト(Delaware)

『Surfin' USSR』『Artoon』『Designin' in the Rain』…. マルチメディアなグループ、デラウエアのリーダー。作品は、音楽・映像・デザイン・文章・ウェブ・電話・クロスステッチ・陶芸・ライブ・パフォーマンスなど多岐にわたる。パリ・ポンピドーやニューヨーク・PS1/MoMAなど、世界数カ国で作品を発表。2014年には、レコードを使った陶芸(一点モノ)とUSB収録の音楽(マルチプル)という矛盾を婚姻させた作品 "SCRAP"を製作・展開。TextEditを使ったVJやレンチキュラーを使ったStilllessな作品も手掛けている。他書籍に、『APE Odyssey』(1991年)、『Designin' in the Rain』(2004年)、『HOW TO SOX.』(2010年)などがある。

http://www.delaware.gr.jp/

出版日及び予約終了日のお知らせ

出版延期となっておりました、サマタマサト『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』の出版日が7月10日(金)に決定いたしました。

出版日決定に伴い、事前予約の期限を7月9日(木)までとさせていただきます。ご予約頂いた方には、予約特典の「特製巾着カバー」をお付けしております。

延期のお知らせをしてから、完成にまで長らくお待たせしてしまったこと、大変申し訳ありませんでした。皆さまにやっとお届けできることを大変嬉しく思っております。何卒、よろしくお願いいたします。

太田京子(キンカン・パブリッシング)

ご予約

『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』
文・デザイン: サマタマサト

2020年7月10日 発売
A5変形/表紙:白黒UV印刷/本文:白黒300P/A5カード/5,000円(税込 5,500円)
※7月9日(木)までご予約を承っております。

予約特典に『Nobody Loves You(ノーバディは君に首ったけ)』特製巾着カバーが付きます。

Cotton/W175mm x H260mm/Black
A5判/300頁の本がすっぽりジャストサイズの巾着仕様。
街へお出かけ、山遊びなどリゾートのお友にも便利な一品。

ご予約ご希望の方は下記のフォームよりお申し込みください。
折り返しご連絡をさせていただきます。

(キンカンパブリッシング|太田京子)

 

Thank you for your reservation.

ご予約頂きありがとうございます。

予約詳細に関しまして、改めてこちらからご連絡をさせていただきます。
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予約確認メールをもって予約申し込み確定となります。
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